2019年のラグビーワールドカップ日本大会のプール組分け抽選会が、2017年5月10日(水)に京都迎賓館で行われることになりました。
日本代表を含む出場20チームが4つのプール(各5チーム)に抽選で振り分けられます。日本は今回の欧州遠征で世界ランキング8位以内入りを逃せば、1〜4位のうち1チーム、5〜8位の1チームが必ず同プールに入ることになり、抽選によってそのチームが決まります。いずれにしても強豪との対戦が待ち受けているわけです。
ラグビーワールドカップをはじめ世界のラグビーを統括している「ワールドラグビー」(旧IRB)のビル・ボーモント会長のコメントです。
「プール組分け抽選会はRWC2019への重要なマイルストーンであるとともに、開催国をはじめ世界のラグビーファミリーが高揚する機会でもあります。京都は日本文化・伝統の代名詞であり、京都迎賓館はこの特別なセレモニーにふさわしい場所であると感じています。京都でのプール組分け抽選会開催は、『RWC2019は日本全国で行われる大会』であるという我々のビジョンを反映したものであり、RWC2019日本大会が特別で、革新的な大会になるということを世界に示すでしょう」
続いて、ラグビーワールドカップ2019組織委員会の嶋津昭事務総長のコメントです。
「ラグビーワールドカップ2019日本大会に向けての、最初の大きなステップであるプール組分け抽選会が来年5月10日、迎賓館で開催されることが決まりました。
多くの国賓の方々をお迎えしてきた特別な施設、京都迎賓館において、日本らしい抽選会を実施し、世界中のラグビーファンのご期待に応えたいと思います。
また、日本国内やアジアの国々の皆さんにも大会を広く知って頂き、アジアで初のラグビーワールドカップを盛り上げて参ります」
東京の迎賓館は海外の要人が招かれる歴史ある国宝として有名ですが、「京都迎賓館」は2005年に建設された新しい建造物。京都御所と同敷地内にある日本の歴史、文化を象徴する都市・京都で、海外からの賓客を心をこめてお迎えし、日本への理解と友好を深めていただくことを目的に建設された国立の施設ということです。
世界中からラグビー関係者が集まる来年5月10日の京都から、ラグビーワールドカップ日本大会はスタートを切ります!
<文・写真/齋藤龍太郎(楕円銀河)>