残念ながら五郎丸歩選手はTOP14初出場ならず…。出れば1部出場は日本人では2人目、BKでは初。昨晩はそんな歴史的瞬間を夜更かしして待っていた方も多かったのではないでしょうか。もちろん私もその一人でした。
さて、きのう8日(土)熊谷陸上競技場で行われたトップリーグ2試合(詳細はこちら)で、各ハーフタイムにカンタス村田さんによるラグビーソング「だれも知らない」の弾き語りがありました。
不肖・齋藤と一緒に西麻布ラグビークラブでイベントをさせていただいた際にもご紹介しましたが、プロミュージシャンのカンタス村田こと村田匠さんは、この日試合を行ったNECグリーンロケッツのFL村田毅選手のお兄さん。ブラジル音楽を基調とするCarnavacation(カルナバケーション)というバンドのボーカルで、全オリジナル曲の作詞作曲を手掛けるバンマスです。
実はラグビーマガジンの昨年10月号の巻末インタビューでお話を聞いた間柄でもあります。その際もご紹介したのですが、「だれも知らない」という曲はあるナイトゲームを観戦した後に感銘を受けて一気に書き上げた曲。満員のスタンド、夜空に打ち上がる楕円球、そんな情景とともに村田さんのラグビーへの思いや素晴らしさを歌ったラグビーソングです。
村田さんはCarnavacationのワンマンライブやイベント等で「だれも知らない」を数多く披露してきましたが、ラグビー場で歌うのは初めてだったそうです。特に1試合目は独特の緊張感を隠しませんでしたが、そんな特別なシチュエーションでいつも以上のパフォーマンスを見せてくれました。
歌詞に出てくる「スタンドの仲間たち」の一人だった弟・毅さんも拍手で兄の活躍を讃えていました!
歌の内容、雰囲気はもちろん、今季から12分間となったハーフタイムにちょうどいいサイズ感。まさにラグビーの公式戦にうってつけです。2019年に向けてこうしてお披露目される回数が増えていくことを願ってやみません。
次代を担う新しい定番ラグビーソング「だれも知らない」。歌詞については権利の関係上ここでの掲載を差し控えますが、公式サイトで試聴&App Store・Google playで購入できますので、ぜひぜひチェックをお願いします!
(おまけ)
NECのトライに喜ぶさのまるくん。キミはどっちかっていうとパナソニックを応援する立場なのでは?(笑)
<取材・文・写真/齋藤龍太郎(楕円銀河)>