【本人コメント付き】世界のWTB大畑大介ワールドラグビー殿堂入り!

元ラグビー日本代表でテストマッチ通算69トライの世界記録(未だ破られていない大記録!)を持ち、引退した現在はラグビーワールドカップ2019のアンバサダーを務めている世界的WTB大畑大介さん(神戸製鋼コベルコスティーラーズ アンバサダー・追手門学院大学 客員教授)が、ワールドラグビーが定める「ラグビー殿堂」入りすることが正式に発表されました!

 

日本人では元日本代表WTB坂田好弘さん(現関西ラグビー協会会長)に続き2人目。いずれも伝説的なWTBであり、大畑さんに至っては昨年のワールドカップの開会式に文字通り日本のレジェンドとして出演するなど、世界的にも高い認知度を誇ってきました。

 

大畑大介さんご本人からのコメントです。

「いつも私を支えてくれた家族、現役時代に一緒に戦ってきたチームメイトやスタッフ、そしていつも声援をおくってくれたファンの皆様に、まずは深く感謝申し上げます。
更には、この名誉に私を導いてくれた『ラグビー』というスポーツに心から感謝したいです。
このたびの殿堂入りに選出頂けたこと、とても光栄に感じています、と同時に大きな責任も感じています
まだまだ若輩者の私が殿堂入りに選定された本当の意味は、日本、アジアにラグビーというすばらしいスポーツを普及し、ラグビーをグローバルスポーツにする使命を託されたのだと思います。
まさに今回の殿堂入りは、大畑大介への期待値が込められた栄誉だと考えています。
3年後にアジアで初めて開催されるラグビーワールドカップ日本大会を成功に導くこと、更には日本ラグビーの素晴らしさを世界に発信してゆきたいと思います。
このような活動が、私を殿堂入りという名誉に導いてくれた『ラグビー』への恩返しになると信じています」

 

なお、今回殿堂入りを果たすことになったのは、発表リスト順に、

●ブライアン・オドリスコル(アイルランド)

●シェーン・ウィリアムズ(ウェールズ)

●ジェレミー・ガスコット(イングランド)

●ローレンス・ダラーリオ(イングランド)

●ヘザー・モイズ(カナダ)

●ジョン・ドーズ(ウェールズ)

●GPS・マクファーソン(スコットランド)

●アーサー・グールド(ウェールズ)

●ジョニー・ウィルキンソン(イングランド)

●ダニエル・キャロル(オーストラリア・アメリカ)

●大畑大介(日本)

●マギー・アルフォンジ(イングランド)

といった、いずれも引けを取らないレジェンドたち。特に大畑さんと同時期に活躍した世界的BK陣が数多く殿堂入りしたのが印象的です。

 

こうした元選手たちと肩を並べるほどの価値ある選手だったことを、日本のいちラグビーファンとして誇りに思いたいです。2019年とそれ以降に向けて、さらなるご活躍を期待しましょう。

 

<文・写真/齋藤龍太郎(楕円銀河)>

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